10月18日(木) 第40回介新塾定例会が行われました。
今回の定例会では、会計報告や11月16日に行う介護技術大会の運営、11月25日に行う介新塾主催の小濱先生介護保険法改正セミナーについて協議しました。
その後、研修項目の「高齢者虐待防止関連法を含む虐待防止について」を株式会社ADMAX 東社長から、講義いただきました。
まず、高齢者の安全や権利、利益を守るための法律 についてをお話いただき、次に高齢者虐待についてお話いただきました。
高齢者虐待には身体的虐待、介護・世話の放棄、性的虐待、心理的虐待、経済的虐待あり、介護職員による明らかな虐待(意図的な虐待)もありますが、たとえ自覚なく行っていたとしても、正しいとは言えないケアを「不適切なケア」と呼びます。
虐待(不適切なケア)が起こる背景には、人員不足・職員の労働環境の悪化 、職員の教育不足 、介護者に認知症の症状がある場合などがあります。そこで対策として施設管理や業務管理を見直す、周りの職員が悩んでいないか気にかける 、介護者都合のケアになっていないか現状をチェックすることが大切です。
「認知症」を株式会社リンクハート石川様から講義を行っていただきました。
まずは認知症の種類や割合のお話をいただき、認知症の方と接するときの心がまえを勉強させていただきました。
認知症の方に接するときは、 本人の心情に寄り添いながら 「①驚かせない ②急がせない ③自尊心を傷つけない」の「3つのない」を心がけましょう。
それから認知症のケア技術について勉強させていただきました。
「認知高齢者との対応=優しさを伝える技術」
この言葉が印象に残り日々の介護に活かしていきたいと感じました。
介新塾という組織の中で、各社での経験・知識・知恵をもちより
より強い組織になるよう精進してまいります!
研修をして頂きました事業者様、介新塾勉強会に参加してくださった多くの皆さま、誠にありがとうございました!
次回もまたご参加をお待ちしております。