2019年ヘルパー有効求人倍率が14.75倍にさらに上昇 厚労省

介護業界の人手不足は深刻ですが、とりわけ訪問介護の担い手のホームヘルパーについてはさらに厳しい状況です。
2019年度のホームヘルパーの有効求人倍率がさらに上昇し、人手不足の加速が鮮明になっていおり、厚生労働省の報告によると、ホームヘルパーの有効求人倍率が2019年の平均で14.75倍にのぼることがわかりました。

全産業の平均が1.6倍で、この数字でもニュースでしきりに人手不足が強調されますが、桁違いの深刻さが浮き彫りになっています。


全産業だけでなく、介護職の平均の有効求人倍率が2019年の4月度で3.80倍であることと比較しても、ヘルパー確保の難しさが鮮明です。
介護の人手不足は都市部ほど深刻で、今後少子高齢化が本格化していいくことから、さらなる人材確保の厳しさが予想されます。

政府の何らかの支援策が待たれるところですが、我々事業者としても人材確保について対策を考えることが必要でしょう。
介新塾でも、外国人技能実習制度の活用など人材確保の情報を発信していきますのでぜひ対策の一つとしてご活用ください。