介護初任者研修 全ての科目が通信学習で取得可能に 新型コロナ特別対応

新型コロナウィルスの特別対応によって、人手不足ならヘルパー以外の無資格者も業務に従事が可能なことを以前紹介をしました。

無資格者を有効活用していこうという特別対応に続き、介護職員初任者研修の全ての科目の受講と修了評価を通信形式で実施できるよう一時的に認めることを厚生労働省が都道府県に通知をしています。
従来の初任者研修の必要な学習130時間のうち40.5時間までの内容が通信教育で学べましたが、新型コロナで全てが通信で受講可能にする緩和措置。

ただしあくまでも一時的な措置のため、全ての研修過程を通信形式で修了した者を従事させるには、有資格者の同行訪問などのOJTを事業者に求めています。
また、一時的措置で初任者研修を取得したとしても、従来の研修が再開された場合は、実務に就いた経験などを踏まえて補講などを行うことも厚労省の通知には記載されています。

今回の緩和によって初任者研修取得のハードルが下がりました。無資格者を雇用し、初任者研修取得を促すことで、将来の大きな戦力になる可能性もあります。
人材確保が難しい時期ですが、新型コロナ特別対応などを活用してみてはいかがでしょうか。