介護ベッドの手すりに注意 死亡事故の例も

介護ベッドの手すりは、ベッドからの転落防止や利用者様が立ち上がる際のサポートにもなり、介護の現場でも欠かせないものになっています。

ただ介護の現場の手助けをしてくれ、利用者様の生活を支えているはずの介護ベッドの手すりが思わぬ事故を誘発しているのはご存じでしょうか?

介護ベッドの手すりが原因となる重大事故が継続的に発生していることを、消費者庁が介護現場の関係者に改めて注意を喚起しています。

同じような注意喚起が以前からありましたが、今回 10月29日、新たに死亡事故が報告されたことで、あらためて消費者庁が事故防止の対応を呼びかけています。

なお今回報告された事故によって、 2007年度以降 累計で事故が80件、そのうち44人が亡くなられたという深刻な事態です。

我々事業者もこの状況を重く受け止め、事故防止対策を日頃からとっておくべきでしょう。
参考までに 医療・介護ベッド安全普及協議会 から発行されたチラシを紹介しますので安全対策としてご確認ください。

出典  医療・介護ベッド安全普及協議会

なお、安全確認スケールについては、画像が縮小サイズのため、実際には定規などを活用していただければと思います。